8月20日、4年ぶりに糖尿病食体験会を開催しました。
糖尿病食体験会とは、外来通院中の糖尿病患者様に当院の糖尿病食を食べていただき、量や味を体験することで食事療法への認識を高めることを目的としています。
はじめに、糖尿病・代謝内科の魚永医師からお食事のコツについてお話があり、続いて、管理栄養士より糖尿病食事療法のための食品交換表の使い方の説明を行いました。講義では、メモを取りながら真剣に聞かれる姿が見られました。食品交換表を用いた栄養量の計算は、少し難しかったようですが、皆様ご自分の適正な食事量を計算することができました。
そして、実際に糖尿病食を食べていただき、「想像していたより量が多かった」「魚が美味しかった」「魚の味つけは濃いめだが、このくらいの味で良いのですね」といった感想を頂きました。
また、患者様同士での会話もあり、同じ悩みや考え方の共有につながる良い機会だったのではと思います。
今年度は、糖尿病教室として運動やフットケアなど様々なテーマでの開催を予定しております。興味のある方は、ぜひご参加ください。
栄養科