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診療科・部門

看護部

看護部長よりご挨拶

看護部長よりご挨拶

目まぐるしく社会が変化している今日この頃です。今も、これからも変わっていく社会に対応できる看護を提供したいと考えています。

大切な患者様の「その人、個々の生き方」を支えることができるように、病気や障がいとどのように向き合い、共存し、過ごしていきたいと考えておられるのか等を大切にし、思いや望みが実現できるようなケアプロセスを展開できる職員の育成と、職員が精一杯の力を発揮できる職場環境づくりのために日々努力をしています。

看護部長 吉田 明美

看護部の紹介

看護部は、緩和ケア病棟、一般病棟、療養病棟、外来の4単位で看護を提供しています。看護を提供する基本理念は、患者様の「その人らしい生き方をささえる」ことです。そのために、学ぶ心とその姿勢をもち、「自分の身内に重大な医療ニーズが起きた時・・安心して入院させられる病棟創りを目指そう」を合言葉にみんな笑顔で頑張っています。

緩和ケア病棟

緩和ケア病棟

がんを治す積極的な医療を受けている時や、がんを治す積極的な医療を断念せざるを得ない状況になった時に経験する、「心と身体の辛さ」に向き合う緩和ケアを提供しています。痛みや吐き気等のつらい症状を和らげる治療やケアを行い、患者様が病気の自分と向き合い、どのように生きていきたいのか、どのような医療・ケアをどこで受けたいか等を考えられるよう支援しています。そして患者様とご家族様が「こうしたい」「こうしてほしい」と希望されることが実現できるよう、リハビリテーション職員や管理栄養士、薬剤師等多くの職種と協力し合って日々の療養生活を支援しています。また、がん看護専門看護師、がん化学療法看護認定看護師の資格を持つ看護師も活動しています。

患者様が退院をご希望されるときは、訪問看護の経験がある退院支援ナースが住み慣れた生活の場所へ帰ることができるよう支援をしています。

一般病棟

一般病棟

血液疾患のみならず治療を必要とされている患者様に、治す、または、生命予後を延ばす化学療法や輸血療法、肺炎や心不全等の治療に伴う診療の補助とケアを提供しています。看護部職員は、退院後も必要な治療が継続できるように、また、生活する力を取り戻すことができるよう、入院中から、医師や薬剤師、リハビリテーション職員や外来看護師とともに支援しています。また、患者様が住み慣れた場所で希望される治療、生活を続けられるよう在宅療養をささえる訪問診療の医師や訪問看護師、ケアマネジャー等との連携を行っています。

医療療養病棟

医療療養病棟

難病や脳梗塞後遺症等の疾患により、頻回な喀痰吸引や酸素吸入、人工呼吸器などによる呼吸管理が必要な患者様に対して、看護職と介護職とのパートナーシップのもと症状が安定して療養できるようケアを提供しています。歯科衛生士は、患者様の口腔内の状況を確認し、必要時は、歯科治療を受けられるよう、訪問歯科診療を担当される歯科医院の歯科医師や歯科衛生士と連携しています。

一般病棟よりも長めの入院が可能な病棟ではありますが、患者様とご家族様の療養上の希望に応じて、可能な限りシンプルな医療に転換し、ご自宅への退院や新しい生活の場所への移行を支援しています。

外来

外来

血液・腫瘍内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病・代謝内科、呼吸器内科、緩和ケア内科、リハビリテーション科を標榜し診療しています。

当院の医師がかかりつけ医、ホームドクターの存在であれば、看護部職員は、個々の患者様にとってのマイ・ナースとしての役割が担えるよう生活の場を意識しながら看護を提供しています。心身の状況に変化があった時にどのような医療や生活を希望されるのか等、患者様やご家族様との対話を丁寧に行い、医師やケアマネジャー、訪問看護師等と協力し、最大幸福、最善を尽くすべく対応をしています。

また、初めて受診される患者様がお困りになられないようコンシェルジュナースも配置し、親切で丁寧をモットーにホスピタリティーも大事にしています。私たち看護職は、これからも患者様のマイ・ナースとしての役割と機能を果たしていきたいと考えています。

施設・設備

個室
個室
多床室
多床室
デイルーム
デイルーム
機械浴
機械浴
家族控室
家族控室
6階屋上庭園
6階屋上庭園

看護部に関する詳しい内容のご紹介

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