年齢を重ねるとともに気をつけたい「骨の健康」。
特に**骨粗鬆症(こつそしょうしょう)**は、骨がもろくなり、転倒や骨折のリスクが高まるため、早めの対策が大切です。
その予防に欠かせないのが、カルシウム・たんぱく質・ビタミンDなどの栄養素。
今回は、日々の食事の中で手軽に骨を意識できる、栄養科おすすめのレシピをご紹介します。
包丁、まな板、火を使わないお手軽レシピです。
イワシ缶と豆腐のぶっかけうどん
栄養素(栄価価)※一人分
・エネルギー(475kcl)
・タンパク質(21g)
・脂質(14g)
・炭水化物(60g)
・食物繊維(4g)
・食塩相当量(2.8g)
・カルシウム(210mg)
作り方
【材料(2人分)】・冷凍うどん2玉
(A)イワシ味噌煮缶───1缶
(A)すりごま──────大さじ2
(A)おろし生姜─────小さじ1
(A)めんつゆ(2倍濃縮) 50ml
(A)水─────────50ml
・木綿豆腐────────75g
・冷凍オクラ───────大さじ2程度
・かつお節────────適量
①冷凍うどんを表示通りの時間、電子レンジにかけ、流水で冷ます。
④器にうどんを盛り、③をかけ、解凍したオクラ、かつお節を飾り、完成
※トッピングに大根おろしや納豆を加えたり、いわし缶をサバ缶に替えたりと、お好みのアレンジでもお楽しみください。
レシピのポイント
- 骨ごと食べられる「いわしの味噌煮缶」を使用
- 木綿豆腐とすりごまでカルシウムをしっかり補給
- 1食で1日に必要なカルシウムの約1/3をカバー
- ビタミンD豊富ないわし&豆腐でたんぱく質もOK!
※豆腐は「絹ごし」より「木綿」の方がカルシウムを多く含んでいます。
🦴 骨は毎日の食事で育てられます「骨粗鬆症」は高齢になってからの問題ではありません。
若いうちから意識することで、将来の骨折予防につながります。まずは、1日1食でも「骨を意識した食事」を。
身近な食材で、健康な体づくりを始めてみませんか?